物語は、韓国の地方都市・春川(チュンチョン)の高校から幕を開けます。影を帯びた転校生カン・チュンサン(ペ・ヨンジュン)と、明るく芯の強い女子高生チョン・ユジン(チェ・ジウ)。バスの中で居眠りをしたユジンをチュンサンが助けたことをきっかけに、2人は急速に心を通わせていきます。チュンサンが春川にやってきた本当の目的は、顔も知らない実の父親を探すことでした。母カン・ミヒの手元にあった古い写真を手がかりに、彼は幼なじみのキム・サンヒョク(パク・ヨンハ)の父、あるいはユジンの亡き父が自分の父親ではないかと疑念を抱いていました。
初雪の日にデートの約束を交わした2人でしたが、約束の12月31日、チュンサンはユジンに会う途中でトラックにはねられる凄惨な交通事故に遭います。年が明けた新学期、ユジンたちにもたらされたのは「チュンサンが死亡した」という絶望的な知らせでした。ユジンは初恋の人の死を受け入れられず、深い悲しみに暮れます。
それから10年の歳月が流れました。インテリアデザイナーとして働くユジンは、高校時代から自分を一途に想い続けてくれた幼なじみのラジオプロデューサー、サンヒョクとの婚約を決意します。しかし、婚約発表の当日の街角で、ユジンは亡きチュンサンと瓜二つの男性を目撃し、激しい動揺に襲われます。
その男性の名はイ・ミニョン。アメリカ帰りの気鋭の建築デザイナーで、ユジンの高校時代の同級生であり恋敵でもあったオ・チェリンの恋人として現れました。仕事の提携先としてミニョンと再会したユジンは、容姿だけでなく、ふとした仕草や言葉の端々にチュンサンの面影を見出し、心をかき乱されていきます。一方のミニョンも、自らをチュンサンの影として見つめ涙を流すユジンに最初は反発を覚えるものの、次第に彼女の純粋さに強く惹かれていきます。