1988年、ナイスガイ・コンテスト・イン・ジャパンでグランプリを獲得し、大手芸能事務所ワタナベエンターテインメントから彗星のごとくデビューを果たした吉田栄作。彼の登場は、それまでの日本のテレビドラマ界における二枚目俳優の定義を根本から覆すものだった。
当時、同じく爆発的な人気を誇っていた織田裕二、加勢大周と共に、彼は「平成御三家」と称された。彼ら3人が競い合うように主演作を重ね、高視聴率を連発した時代こそ、まさにトレンディドラマ黄金期の象徴である。なかでも吉田栄作が見せた、長身を活かしたスタイリッシュな佇まいと情熱的な演技は、「トレンディドラマの貴公子」という異名を確固たるものにした。