ステージ上で繰り広げられるパフォーマンスの多様性も、今年の特徴だ。海外のクラブシーンを沸かせる新鋭DJから、日本のポップス界を牽引するトップアーティスト、さらには地元のインディーズシーンを支える実力派までが、同じ空気を共有する。
ジャンルという垣根はここでは意味をなさない。夕暮れ時、橙色に染まる福井の空の下で奏でられたチルアウトなサウンドから、夜の深まりとともに一気に加速するシームレスなビートへの移行は、集まった観客の感情を完璧にコントロールしていた。音楽のジャンルを超えた「Groove(うねり)」が、会場全体をひとつに束ねていく。