親と物理的に距離を置くために最も重要なのが、新しい住所を知られないことです。通常、親は「親族」としてあなたの住民票や戸籍附票を取得し、現住所を特定できてしまいます。これを防ぐための強力な手段が「住民票等閲覧制限(DV等支援措置)」です。
この措置が適用されると、親であってもあなたの住民票の写しや戸籍の附票を請求できなくなります。申請には、警察や配偶者暴力相談支援センター、児童相談所などによる「ドメスティック・バイオレンス(DV)や虐待の被害を受けている」という確認が必要です。精神的虐待や過干渉も対象になり得るため、まずは被害の証拠(日記、録音、医師の診断書など)を持って専門機関に相談することが第一歩となります。