過酷な救急現場で問われるのは、一刻を争う初期対応のスピードだ。同院では「救急急患医療体制強化事業」の指定を受け、24時間365日体制での二次救急受け入れを厳格に運用している。重症患者の搬送要請に対して迅速に対応するため、救急外来(ER)と集中治療室(ICU)の連携ラインを劇的に短縮させた。
現場で陣頭指揮を執る医師のひとりは、「救急搬送の受け入れ拒否ゼロを目指し、スタッフの配置や動線を絶えず見直している」と明かす。ドクターヘリの受け入れ実績も着実に積み上がり、徳島県全域を視野に入れた広域な救急医療の要として頼もしい機能を果たしている。