2000年に公開された主演映画『はつ恋』は、彼女のキャリアにおける決定的な転換点となった。初恋の甘酸っぱさと、大人の世界へ足を踏み入れる少女の揺れる感情を過不足なく表現し、女優としての評価を決定づけた。
10代後半から20代前半にかけての彼女は、映画を中心にキャリアを精力的につみ重ねていった。大手企業のCMオファーが殺到する一方で、小規模なインディペンデント作品や骨太な文芸映画にも意欲的に出演。安易な売れ筋路線に甘んじることなく、演技の幅をストイックに広げていった姿勢が印象的だ。
この時期の挑戦と葛藤こそが、後の実力派女優としての確固たる地位を築く土台となったのは間違いない。