ネット上のコミュニティやSNS、参拝者の手記を精査すると、「参拝後に激しい眠気に襲われた」「帰宅後に長年滞っていた商談が急展開した」といった不思議な体験談が数多く報告されています。これらの現象はどのように捉えるべきでしょうか。
最も頻繁に聞かれるのが、参拝当日や翌日に起こる「強烈な眠気」や「全身のだるさ」です。東洋医学や心身医学の観点では、極度の緊張状態や日常のストレスに晒されていた心身が、神域の森林環境や高濃度のフィトンチッド、清浄な空間に触れることで、交感神経優位から副交感神経優位へと急激に切り替わる際に生じる自然な弛緩反応(いわゆるカタルシスや好転反応)と解釈されます。
「鹿島神宮で受け取った強大なエネルギーに身体が適応しようとしている期間」とも言え、この時期に無理をせず十分な睡眠と水分をとることで、淀んでいたエネルギーの代謝が促されます。
また、不思議な体験として「参拝中に突然風が吹き抜けて拝殿の御簾が上がった」「境内で神使である鹿と不思議な見つめ合いがあった」という証言も目立ちます。心理学的に見れば、自らの内面と深く向き合っている参拝者が、自然現象を吉兆として捉えることでポジティブな自己効力感(やればできるという確信)を獲得し、その後の果断な行動へと繋がっている事実が見逃せません。