Q1:初心者がベランダのプランターで育てるなら、つるあり・つるなしのどちらを選ぶべきですか?
A1:栽培資材の準備や風対策の手軽さを最優先するなら、草丈が50cm前後に収まる「つるなし種」が最適です。支柱立ての手間が少なく、種まきから約50日程度でコンパクトに収穫できます。一方、ベランダの空間を縦に活用して長期間(2ヶ月近く)たくさんのサヤを収穫したい場合は、大型深型プランターを用いた「つるあり種」のあんどん仕立てに挑戦するのが合理的です。
Q2:葉ばかりが生い茂って花が咲かない、または咲いても落ちる時の即効性ある対処法は?
A2:窒素過多による「つるボケ」の可能性が極めて高いため、まず化成肥料の追肥を直ちに中止してください。土壌を少し乾燥気味に管理しつつ、リン酸とカリウム成分を主体とした液体肥料(または草木灰の浸出液など)を規定倍率に薄めて施用し、生殖成長への転換を促します。同時に、株の内側の混み合った大きな葉を数枚間引いて日光と風を通し、受粉環境を整えてください。
Q3:収穫したサヤの表面に凹凸が目立ち、筋が硬くなってしまう原因は何ですか?
A3:最大の原因は「収穫適期の逃し(採り遅れ)」です。モロッコインゲンは開花後10〜15日程度の、サヤが平らで中の豆が目立たないうちに収穫するのが鉄則です。外側から見て豆の輪郭がはっきりと隆起している状態は過熟であり、サヤの繊維化が進んで食感が落ちてしまいます。見つけたらすぐに収穫し、次回からは一回り小さな平らな状態で摘み取るようにしてください。