みさこを巡る言説の中には、事実関係を誤認したまま拡散されているものが少なくありません。現場の取材事実に基づき、代表的な2つの誤解を是正します。
誤解1:「バンもん!の活動があるから、かまってちゃんの新曲制作が滞っている」
これは明らかな誤認です。神聖かまってちゃんの楽曲制作は、の子の自宅でのデモテープ制作と配信からスタートする独自のシステムを採用しています。アレンジ段階でスタジオに入り、ドラムパターンを構築する工程において、みさこの兼任が制作スケジュールのボトルネックになった客観的データはありません。むしろ、異なる音楽ジャンルで培ったリズム感やポップセンスが、近年の神聖かまってちゃんの洗練されたサウンドメイクに好影響を与えています。
誤解2:「の子とみさこは過去に交際関係にあった」
ネットの知恵袋等で定期的に書き込まれる「初期メンバー間の熱愛疑惑」ですが、これも根拠のない憶測に過ぎません。2人は結成当初から「同志であり、表現のための共同生活者(戦友)」に近い距離感を公言しています。恋愛感情を介在させず、純粋な音楽的衝突とリスペクトによって結びついているからこそ、15年以上の歳月を経ても解散に至らず共闘を続けられているのです。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
表現者としてのみさこの足跡、そして現在の神聖かまってちゃん/バンもん!のライブを体験するにあたり、受け手のスタンスによって受け取る印象は大きく分かれます。
- 心からおすすめできる人:
- 人間の弱さやドロドロとした狂気を、圧倒的なバンドグルーヴでカタルシスへと昇華させたい人
- 「ロックバンド」と「アイドル」の固定観念を壊し、ハイブリッドに活動する女性の生き様に勇気をもらいたい人
- ステージ上の緊迫感あふれる即興性や、極限状態でのリズムセクションの奮闘を生で体感したい人
- 慎重になるべき人(好みが分かれる人):
- 完全なクリック同期によるミスの一切ない、機械的に整然としたポップスライブのみを求める人
- メンバー個人の恋愛事情や私生活をアイドル的な処女性のみで消費したい人(みさこの自立した作家性と相容れないリスクあり)