Q1:麦穂帯と亀甲帯は、見た目でどう見分ければよいですか?
A1:包帯の交差点(8の字のクロス部分)の並び方に注目してください。交差点が麦の穂のように一直線に連続して並んでいるものが「麦穂帯」です。一方、交差点が関節の中央を中心に上下(または内外)へ離れて亀の甲羅のような網目状に広がっているものが「亀甲帯」です。
Q2:下肢の麦穂帯を巻く際、包帯は何裂(サイズ)を選べばよいですか?
A2:成人の下腿部には「5裂包帯(幅約5.6cm)」が最も扱いやすく推奨されます。小児や細身の腕には6裂(約4.7cm)、大腿部や肩関節には4裂(約7.5cm)〜3裂(約10cm)と、巻く部位の周径に合わせて適切な包帯幅を選択してください。
Q3:巻き終わりの包帯が長すぎて余った場合はどう処理しますか?
A3:過剰に何周も同じ箇所へ巻き重ねると局所的な圧迫過多になるため、余分な包帯はハサミで適切な長さに切り落とします。末端はほつれを防ぐために内側へ三角形に折り返し、サージカルテープ等で縦横にしっかりと固定します。
Q4:包帯を巻いた後、締め付けがきつすぎないか確認する方法は?
A4:巻き終わった直後に、爪の先を白くなるまで圧迫して離した際、約2秒以内に赤みが戻るか(爪床圧迫テスト・CRT)を確認します。また、指先の冷感、しびれ、皮膚色の蒼白・チアノーゼがないか、患者自身の自覚的な強い締め付け感がないかを必ず確認してください。