要潤の俳優人生は、その恵まれた体躯と密接に結びついています。現在の重厚なポジションに至るまで、どのような軌跡を歩んできたのかを振り返ります。
2001年、彼は平成仮面ライダーシリーズ第2作『仮面ライダーアギト』において、要潤は氷川誠(仮面ライダーG3)役に大抜擢され俳優デビューを飾りました。特殊強化装甲服を身に纏って戦う「生身の警察官」という異色のヒーロー像でしたが、重厚なアーマースーツを着こなすために、185cmの頑強なフレームが不可欠だったと当時の制作スタッフも証言しています。
世間では端整な容姿から「要潤 モデル時代 画像」といった検索が後を絶ちません。しかし意外なことに、彼はメンノンなどのファッション誌専属モデル出身ではなく、アルバイト生活からオーディションを勝ち抜いて俳優直でキャリアをスタートさせた経歴を持ちます。モデルと見紛うほどのプロポーションを持ちながら、初期から叩き上げの役者として泥臭い現場を潜り抜けてきました。
その後、ドラマ『動物のお医者さん』や数々の名脇役を経て、2020年代に再びその身体性が爆発的な脚光を浴びたのが、映画『キングダム』シリーズにおける要潤 キングダム 騰役です。天下の大将軍・王騎の副官として、常にポーカーフェイスを崩さず、電光石火の剣技(ファルファル)を繰り出す怪客を見事に具現化しました。
主演の信(山﨑賢人)や敵軍を圧倒する戦場での重圧感を表現するにあたり、185cmの要潤が王騎役の大沢たかお(181cm)の隣に控える構図は、原作漫画の持つ規格外のスケール感を実写映画として完璧に成立させる決定打となりました。