ネット上のコミュニティやSNSでは、エリザベスの中身に関して長年いくつかの誤解や都市伝説が流布しています。ここでは、公式設定と照らし合わせてその真偽を整理します。
誤解①:「エリザベスの中身は全編通して高松監督である」
アニメファン発信のミームとして「高松監督=エリザベス」というイメージが定着していますが、これはあくまでアニメ版の演出ギミックの一つです。原作漫画におけるエリザベスは、上述の通り天人(蓮蓬など)やシフト勤務の謎の人物たちによって成り立っており、メディアミックスごとのメタジョークが混同された結果といえます。
誤解②:「蓮蓬篇の結末でエリザベスは地球を去った」
蓮蓬篇のラストで江蓮将軍は一区切りを迎えましたが、桂の隣には何食わぬ顔でエリザベスが居座り続けました。「月曜シフトのエリザベス」や「本物のエリザベス」という幾重ものギャグ設定により、物語上の日常は何一つ損なわれることなく継続されたのが公式の展開です。
誤解③:「最終決戦で中身の正体が完全に明かされた」
銀魂の最終章(銀ノ魂篇)および最終回において、エリザベスは皇子(ハタ皇子の兄・ドラゴニア)の仮の姿であったという超展開まで飛び出しました。しかし、これもまた幾重にも重なる「オチ」の一部であり、空知氏は最後までエリザベスを「一つの枠組みに収まらない多重構造の怪異」として描き切っています。