広さ約20ヘクタールにおよぶ伊佐沼で決定的な瞬間を捉えるには、太陽の位置と鳥の集まるポイントを把握しておくことが欠かせません。現地で実績の高い主要エリアをご紹介します。
① 西側・古代蓮エリア(木道周辺)
ハスの開花時期や初夏に最も賑わうエリアです。木道沿いに設置されたクイやパイプはカワセミの絶好の止まり木になっており、背景にボケた蓮の花を配置した華やかな構図が狙えます。早朝の斜光が入る午前6時〜8時台が最も発色が良く、鳥の活性も高まります。
② 北側〜東側堤防沿い(干潟観察ゾーン)
減水期のシギ・チドリ類を狙うならこのエリアです。干潟全体を広く見渡せるため、採餌に夢中な群れの動きを捉えることができます。午前中は東側から順光、午後は西側から順光になるため、時間帯に応じて堤防上の立ち位置を調整するのがベストです。鳥までの距離が開きやすいため、500mm〜600mmクラスの超望遠レンズまたはフィールドスコープが威力を発揮します。
③ 南側・伊佐沼公園周辺(樹林帯)
水鳥だけでなく、公園内の緑地や小川にはシジュウカラ、エナガ、メジロ、モズ、冬にはジョウビタキやツグミ類などの小鳥(野鳥・陸鳥)が集まります。水辺の撮影と合わせて立ち寄ることで、観察できる鳥のバリエーションが一気に広がります。