最も気になる「強風のピークはいつまで続くのか」という点について、気象庁の強風情報や大気シミュレーションを分析すると、危険時間帯は大きく2つの局面に分かれます。
第1のピークは、寒冷前線が通過する直前から通過直後にかけての数時間です。ここでは急激な上昇気流とともに南よりの生暖かい暴風が吹き荒れ、大気の状態が極めて不安定になります。第2のピークは、前線通過後に西または北西からの冷たい強風へと風向きが急変する局面です。前線通過で雨が上がったとしても、気圧配置が冬型へ移行することで、日没以降や翌朝にかけて強風が吹き荒れ続けるパターンが頻発します。
地域ごとの詳細な時間帯予測としては、低気圧の進路にあたる沿岸部や平野部では、低気圧が最も接近する午後から夕方にかけてが最大の警戒時間帯です。日没後は視界が奪われる中で突風に晒されるため、外壁や看板の破損、飛来物事故のリスクが跳ね上がります。最新の気象レーダーや自治体の防災情報アプリをリアルタイムで確認し、ピークが完全に過ぎ去るまでは厳戒態勢を緩めてはなりません。