ノンアルビールで酒気帯び?検問で反応する真相と0.00%の落とし穴

ノンアルビールで酒気帯び?検問で反応する真相と0.00%の落とし穴

ノンアルビールで酒気帯び?検問で反応する真相と0.00%の落とし穴とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

「0.00%のノンアルコールビールであっても、10本や20本と大量摂取したら体内にアルコールが溜まるのではないか」と疑問を抱く人もいます。しかし、純粋な0.00%製品であれば、何リットル飲もうとも体内のアルコール血中濃度が上昇することは理論上あり得ません。

問題となるのは、あくまで微量アルコール製品を大量摂取した場合です。例えば、アルコール度数0.5%の微アルコール飲料を350ml缶で3本飲むと、アルコール度数5%の通常ビールを約100ml以上飲んだのと同等のアルコール量を摂取することになります。体重の軽い人や体質的にアルコール分解能力が低い人の場合、十分に呼気中濃度0.15mg/Lを超える危険領域に達します。

警察の飲酒検問現場では、万が一0.00%製品の直後飲用などで数値が出た場合、ドライバーからの申し立てがあればうがい(水で口をすすぐ)をした上で数分後に再検査を行う運用が一般的です。体内にアルコールが入っていないのであれば、うがいをして呼気を吐き直すことで数値は確実にゼロを示します。堂々と再測定を依頼できるよう、自分が口にした製品の性質を正確に把握しておくことが自己防衛につながります。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。