2人の運命的な出会いは、2015年1月期に放送されたTBS系金曜ドラマ『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』の撮影現場でした。生田斗真と小栗旬がダブル主演を務めたこの重厚な警察サスペンスにおいて、生田斗真は児童養護施設出身の主人公・龍崎イクオ刑事を熱演。一方の清野菜名は、警務部のエリート警部補・田村小夏役を演じ、劇中でも直接言葉を交わす共演シーンが多く用意されていました。
当時からアクションに並々ならぬ情熱を傾けていた清野菜名に対し、生田斗真もまた身体表現や役作りにストイックなことで知られていました。現場関係者の証言によると、休憩時間に演技論やアクションの身体操作について熱心に語り合う姿が見られ、実力派同士としての波長の合い方が交際への強い推進力になったと伝えられています。
その後、週刊誌による熱愛報道を経て、約5年に及ぶ慎重かつ誠実な交際期間を過ごしました。そして2020年6月5日、報道各社に向けて連名で入籍を発表。世界中が未曾有のパンデミックに見舞われていた渦中だったこともあり、発表文書には世相に寄り添う深い配慮が滲み出ていました。
「世界中が大変な困難に直面しているこの時期に、このような報告をすべきか大変迷いました」と前置きした上で、「互いを支え合いながら、共にこの危機を乗り越え、より一層俳優業に邁進して参ります」と決意を表明。派手な会見を行わず、真摯な筆致で綴られたメッセージは、ファンのみならず一般視聴者からも大きな賛辞と祝福をもって迎えられました。