柔らかい柿の使い道としてSNSを中心に爆発的な支持を集めているのが、熟れすぎた柿と牛乳だけで作る奇跡のプリンです。ゼラチンもアガーも卵も一切使わず、加熱調理すら不要。それにもかかわらず、冷蔵庫で冷やすだけで驚くほど滑らかなカスタード状に固まります。
この不思議な現象の秘密は、柿に豊富に含まれる「ペクチン」と、牛乳に含まれる「カルシウム」の化学反応にあります。ペクチンがカルシウムと結合することで網目構造を作り、水分を抱え込んで自然とゲル化する仕組みです。市販のフルーチェと同じ原理が、天然の柿の力だけで起こります。
作り方は驚くほどシンプルです。基本の黄金比率は【熟した柿の果肉:牛乳=2:1】(例:柿200gに対して牛乳100ml)。熟した柿のヘタと種を取り除き、スプーンで果肉をすくい取ってボウルに入れます。牛乳を加えたら、ブレンダーやミキサーで滑らかになるまで数十秒撹拌し、器に注いで冷蔵庫で2〜3時間冷やすだけです。
砂糖を一切加えなくても、完熟柿本来の濃厚な甘みとミルクのコクが合わさり、まるで高級洋菓子店のとろけるプリンのような味わいに仕上がります。少し贅沢に楽しみたいときは、仕上げにラム酒を数滴垂らしたり、ホイップクリームやシナモンパウダーを添えるのもおすすめです。