Wordの行間が狭くならない原因を完全解明!一瞬で詰めるプロ技

Wordの行間が狭くならない原因を完全解明!一瞬で詰めるプロ技

Wordの行間が狭くならない原因を完全解明!一瞬で詰めるプロ技にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

Wordで行間を「1.0(1行)」に指定しているにもかかわらず、ワードの行間が1行でも広すぎる理由には、Wordが標準で備えている「日本語組版アシスト機能」が深く関係しています。具体的には、次の2大要因がレイアウト崩れを引き起こしています。

第一の要因は、ページ設定に組み込まれている「文字を行グリッド線に合わせる」という強制整列機能です。Wordの初期設定では、用紙全体に目に見えない方眼紙のような「行グリッド線」が張り巡らされています。通常、標準フォント(10.5pt)であれば1グリッドに収まりますが、フォントサイズをわずか「11pt」や「12pt」に拡大したり、一部に太字や英語フォントを混在させたりした瞬間、Wordは「1行分のマス目に文字が収まらない」と自動判定を下します。その結果、文字が自動的に「2グリッド分(2行分の高さ)」を占有してしまい、視覚的な行間が一気に2倍近くへ跳ね上がってしまうのです。

第二の要因は、段落設定に隠された「段落後の行間(余白)」の自動付与です。キーボードの[Enter]キーを押して改行すると、Wordは「新しい段落」が始まったと認識します。欧米のタイポグラフィ仕様に基づき、段落と段落の間にはあらかじめ数ポイントから0.5行分のスペースが自動挿入される設定になっているケースが多く、通常の行間設定をどれだけ縮めても、段落をまたぐたびに無駄な隙間が生まれてしまいます。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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