インターネット上には「温水プールならどこでも赤ちゃん連れで楽しめる」「年中同じ温度だから冬でも寒くない」といった安易な情報が散見されますが、これらは実態と大きく乖離しています。
誤解1:オムツ着用児の入水可否
多くの公営温水プールでは、衛生管理の観点から「完全に排泄が自立している(オムツが外れている)こと」を入場条件に定めています。「水遊び用オムツを履いてその上に水着を着用すればOK」と誤解して来場し、受付で入場を断られるトラブルは後を絶ちません。 乳幼児を連れて水遊びを楽しみたい場合、箱根小涌園ユネッサンのような民間施設、あるいは一部の自治体プールで併設されている「ビニールプール等の専用水遊びコーナー」の有無を必ず事前に確認する必要があります。
誤解2:冬場の水温と室温のコンディション
「冬でも泳げる」と銘打たれた温水プールでも、水温設定は通常30℃〜31℃前後に保たれています。これは「運動して泳ぐ」には適温ですが、プールの縁で立ち止まって子どもを見守る保護者にとっては、時間の経過とともに体温を奪われる温度です。 特に冬場は、プールから上がった瞬間の室温との温度差で急激な冷えを感じやすくなります。保温性の高いラッシュガードの着用や、こまめにジャグジーや採暖室を利用して体をリセットする工夫が不可欠です。