世界的な美男子ランキングにおいて、歴代トップに選出されてきた人物たちを振り返ると、その選定には明確な時代の潮流が反映されています。単に目鼻立ちが整っているという次元を超え、時代の美意識を根底から塗り替えたカリスマたちが頂点へと登りつめてきました。
アジア発のグローバルアイコンとして歴史的転換点を作ったのが、BTSのテテ(V / キム・テヒョン)です。彼が2017年にTC Candlerの「世界で最もハンサムな顔」で1位を獲得した際、海外メディアは「東洋的なミステリアスさと彫刻のような立体感が奇跡的に調和したビジュアル」と絶賛しました。現地の音楽関係者が「舞台上での圧倒的な憑依型パフォーマンスと、オフで見せる無邪気な人間性のギャップが世界規模の支持を集めた」と語る通り、単なる外見にとどまらない表現力が選出の決定的な理由となりました。
一方で、近年のハリウッドを牽引する若手実力派として頂点に輝いたのが、ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)です。『君の名前で僕を呼んで』や『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズで見せた繊細かつ知的な佇まいは、従来の「筋骨隆々としたハリウッドスター像」を覆し、新世代のエレガンスを提示しました。ファッション界でもジェンダーレスな装いを軽やかに着こなし、レッドカーペットの主役として美の新しいスタンダードを確立したことが高く評価されています。
さらに、映画『マイティ・ソー』で知られるクリス・ヘムズワースや、元祖英国紳士のヘンリー・カヴィルなど、正統派のマスキュリンな魅力を誇るハリウッド俳優たちも歴代ランキングの上位常連として揺るぎない存在感を放っています。