アパレルブランドの旗艦店、ミシュラン星付きレストラン、高級レジデンスのメインカウンターなど、名だたるプロジェクトで採用が続くCul de Sac-JAPON 空間デザイン。その人気の背景には、視覚的な美しさだけでなく、現代人が求める「五感の回復」と「空間のサステナビリティ」を同時に実現する設計思想が存在します。
最大の強みは、製材所の背景を持つブランドだからこそ可能なカルデサック 青森ヒバの圧倒的なマテリアルコントロール力です。青森ヒバは製材できるようになるまで約200〜300年もの歳月を要する極めて希少な針葉樹であり、主要成分である「ヒノキチオール」や「β-ドラブリン」は強力な抗菌・消臭・リラクゼーション効果を発揮します。WORKSでは、この素材特性を机上の空論に終わらせず、空間の空気感そのものを変質させる構造材や内装パネル、シンボリックな什器へと落とし込んでいます。
一般的なインテリアデザインが「完成時」をピークと設定するのに対し、カルデサックの空間ディレクションは経年による色艶の変化と香りの移ろいをあらかじめ計算に入れた設計を行います。無垢材の大径木を贅沢に使ったダイナミックな造形は、均一化された新建材に疲弊した空間デザイナーたちに鮮烈なインスピレーションを与え続けています。