Q1:痛みのないしこりは、そのまま一生放置しても問題ありませんか?
A1:痛みがなくサイズが変わらない小さな組織であれば急を要することはありませんが、それが粉瘤だった場合、自然治癒することはありません。ある日突然、体調不良や圧迫を機に細菌感染を起こして激痛を伴う「炎症性粉瘤」へと悪化するリスクが常に伴います。サイズが大きくなる兆候があれば、小さいうちに形成外科で摘出するのが最も傷跡を小さく抑える賢明な方法です。
Q2:ホットソークを行う際、ピアスは外したほうが良いですか?
A2:ピアスホールが完全に安定していない(開けてから半年未満などの)時期であれば、無理に外すとホールが塞がったり装着時に組織を傷つけるリスクがあるため、医療用チタンやガラス製のファーストピアスを装着したまま浸けて問題ありません。ただし、金属アレルギーの原因となりやすい素材やファッションピアスの場合は、安全な素材のピアスに付け替えてから行ってください。
Q3:耳たぶのしこり手術は保険適用になりますか?ピアス穴は残せますか?
A3:粉瘤の摘出術やケロイドの切除・治療は、疾患の治療を目的とするため公的医療保険が適用されます(3割負担で数千円〜1万円台程度が標準的です)。しこりを取り除く際、しこりの位置や大きさによっては元のピアスホールを維持するのが困難な場合もありますが、事前カウンセリングで「できる限りホールを残したい」旨を医師に相談することで、切開ラインを工夫してもらえるケースもあります。