標高約400メートルの溶岩台地が広がる五色台。その美しい名称とは裏腹に、夜の帳が下りると一面は濃霧と異様な静寂に覆われる。地元で長年囁かれてきた怪奇現象の真相に迫るべく、最新の観測機材を携えた取材班が現地調査に踏み込んだ。閲覧注意の独占追跡レポートとして、ここにその全貌を明かす。
深夜2時、スカイライン沿いの特定のカーブ付近で電波測定器の数値が不自然な乱高下を見せた。車のバッテリーが突如として急激に放電する現象も観測されている。この地域に古くから伝わる都市伝説では、かつてこの地で命を落とした旅人の無念が残留思念となって怪異を引き起こすと言われてきた。現場の空気は単なる心理的錯覚では片付けられない緊張感に満ちている。