厚生労働省から認可を受けた特定機能病院として、同院が果たす社会的責任は重い。特に難病治療や低侵襲手術の分野では、全国レベルの研究・診療実績が蓄積されている。
最新鋭の医療機器を投入した手術室では、現場の医学研究者たちが日夜、新たな治療プロトコルの開発にしのぎを削る。遺伝子パネル検査に基づいた個別化医療(プレシジョン・メディシン)の導入や、難治性疾患に対する治験の積極的な実施は、地方都市にいながらにして世界水準の高度先進医療を受けられる環境を患者に提供している。単なる病気の治療にとどまらず、未来の標準治療を自ら創出する熱量が現場には満ちている。