画像生成AIの普及は、学校の文集やしおり作りにも大きな影響を与えている。「京都の寺社仏閣を背景に、楽しそうに歩く中学生のイラスト」といったプロンプトを入力すれば、ものの数秒でプロ並みの挿絵が完成する。
この技術は、絵を描くのが苦手な実行委員にとって救世主だ。しかし、教育現場からは懸念の声も上がる。「すべてをAIで生成してしまっては、生徒たちの創造性や、クラス全員で作るという共同作業の価値が薄れるのではないか」という指摘だ。一部の学校では、「AIの使用は全体の3割まで」といった独自のルールを設けるなど、テクノロジーと手描きのバランスを模索する動きが出ている。