「似た男を歓楽街で見かけた」「日雇い労働現場にいたのではないか」。大分県警察や警察庁には、全国各地から数千件を超える目撃手がかりが寄せられている。捜査員らは寄せられたあらゆる証言を精査し、防犯カメラ映像の解析や現地での聞き込みを地道に重ねてきた。
潜伏先として疑われる地域は、九州圏内にとどまらず、関西、関東、さらには地方の離島や身元確認が曖昧なコミュニティにまで及ぶ。捜査網の手が緩むことはない。刑事司法・捜査の現場では、ほんの小さな違和感が容疑者確保に繋がると信じられ、徹底的な裏付け作業が進められている。