書類審査を通過した後に待ち受けるのが、知識確認と技能確認の関門だ。知識確認は10問中7問以上の正解で通過できる平易なものだが、問題は運転免許試験場のコース内で行われる技能確認である。合格率は全国平均で2〜3割程度と極めて狭き門だ。
なぜ自国で何年も運転してきたベテランが落ちるのか。日本の技能確認は「運転が上手かどうか」ではなく、「日本の交通作法をミリ単位で遵守できるか」を見ているからだ。巻き込み確認の目視の深さ、障害物を避ける際のウインカーを出す秒数、交差点進入時の徐行など、独特の減点細目に適応できなければ一発中止となる。
合格率を跳ね上げる裏ワザとして実効性が高いのは、公認の自動車教習所や届出教習所で「外免切替向け単発練習」を1〜2時限受講しておくことだ。試験コースの形状や試験官が見ているチェックポイントをプロの指導員から直接叩き込まれるだけで、初回合格の可能性は劇的に上がる。