資生堂「シーブリーズ」の2008年キャンペーンで起用されたのが、ORANGE RANGEの20枚目のシングル表題曲『おしゃれ番長 feat.ソイソース』でした。爽快な制汗デオドラントウォーターのブランドイメージに対し、あえて中毒性の高いダンスチューンをぶつける斬新なクリエイティブは、当時の広告業界や視聴者に鮮烈なインパクトを与えました。
CM本編(テニス篇など)で爽やかな部活動の青春模様を演じたおしゃれ番長 CM 出演者は、当時若手女優の急先鋒として注目を集めていた北乃きいと、映画『バッテリー』で一躍脚光を浴びた若手実力派俳優の林遣都の2人です。汗を流す部活動のワンシーンと、甘酸っぱくも軽快な掛け合いが視聴者の心を掴み、資生堂シーブリーズの歴代CMシリーズの中でも屈指の名作として語り継がれています。
広告関係者の証言によると、当時の制作陣は「従来の王道爽やか路線に、10代の圧倒的な熱量と楽しさを掛け合わせたい」という狙いからORANGE RANGEに楽曲を依頼。メンバーが絵コンテの段階からインスピレーションを得て制作した経緯があり、映像のテンポと楽曲のビートが見事にシンクロする仕上がりとなりました。