ジップロックで氷作りは危険?破裂を防ぐ裏技とキャンプ板氷の作り方

ジップロックで氷作りは危険?破裂を防ぐ裏技とキャンプ板氷の作り方

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冷凍庫に入れたジップロックが破裂したり、解凍時に水漏れが発生したりする最大の要因は水の体積膨張率(約9〜10%増)にあります。水が0℃以下で氷に相転移する際、分子構造が六角形の結晶を作ることで隙間が広がり、体積が約1.1倍に膨らみます。

袋の限界まで水を注いでチャックを閉めると、膨張した氷が内側からジッパー部分や熱溶着されたサイドシール(袋の両端)を押し広げ、圧着面を破壊します。また、凍結時に袋内の空気が一箇所に集まり、内圧が局所的に高まることも破裂の引き金となります。

もう一つの盲点は、冷凍庫から取り出した直後の低温脆化(ていおんぜいか)とピンホールの発生です。氷点下のポリエチレンフィルムは柔軟性が低下し、氷の鋭利な角や冷凍庫内の突起に触れるだけで目に見えない微細な穴(ピンホール)が空きます。凍っている間は漏れませんが、クーラーボックス等で溶け始めた瞬間に一気に水漏れを引き起こす仕組みです。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。