ミセスのすべての作詞・作曲・編曲を手がける大森元貴。彼が「青と夏」や「インフェルノ」といった歴史的名曲を書き上げたのは、なんと20代前半から中頃のことだ。中学時代から本格的な楽曲制作を始めていた大森の才能は、当時から音楽業界の関係者を驚愕させていた。
2026年、大森は30歳という大きな節目を迎える。若き天才と呼ばれた時期を経て、いまや誰もが認める国民的メロディメーカーへと結実した。年齢を重ねるごとに歌唱力の深みと表現の幅は拡張し続けており、ハイトーンボイスの鋭さだけでなく、包み込むような温かみのある歌声が現在のミセスのサウンドを支えている。
「若い頃の焦走感」から「人生の機微を噛み締めるような表現」への変化。30代に突入する大森が描く言葉とメロディは、これまで以上に幅広い世代の心に深く刺さっている。