村上も今年で44歳。同世代の男性タレントや事務所の仲間たちが相次いで結婚し、家庭を持つ姿を間近で見てきたことが、彼自身の人生観に小さくない影響を与えたのは間違いない。
「若い頃はとにかく目の前の仕事をこなすことに必死だった。自分の時間を誰かと共有する余裕なんてまったくなかった」
かつて番組のフリートークでそう語っていた彼だが、最近では親しいスタッフに対して「家に戻った時に誰かがいてくれる温かさも悪くない」と漏らす場面が増えていたという。深夜のラジオ番組や楽屋裏で見せるふとした表情に、大人の男としての深みと、私生活への静かな意識の芽生えが感じ取れた。