災害現場や緊急時における機動力確保の観点から、警視庁おすすめ靴紐の結び方としてSNS等で繰り返し推奨されているのが「イアンノット(Ian Knot)」です。オーストラリア出身のイアン・フィーゲン氏が考案したこの技法は、驚異的な結節スピードと高い保持力を兼ね備えています。
イアンノット結び方の基本手順
慣れれば1秒前後で完了するイアンノット結び方の手順は以下の通りです。
1. 最初に通常通り紐を1回交差させて締める(ベース作り)。
2. 左右両方の手で紐を持ち、親指と人差し指を使って左右対称の輪を作る。このとき、左手は紐の手前から指をかけ、右手は紐の奥から指をかける。
3. 左右の輪の先端同士を交差させ、右手で左の輪を、左手で右の輪を互いに挟んで同時に引き抜く。
4. そのまま左右にギュッと締め上げれば完成。
これだけで左右均等なテンションがかかった美しい横結びが完成し、スニーカー紐ほどけない裏技としてトップアスリートからも高く評価されています。
過酷な環境にも耐える「イアンセキュアノット」
さらに長時間の耐久性を求める場面やランニングシューズ紐の結び方として圧倒的な信頼を得ているのがイアンセキュアノットです。イアンノットの変形版であり、二重の輪を中央で交差させて締め込む構造を持ちます。マラソン大会の42.195kmを完走しても一切緩まない強靭な結束力を発揮しながら、解くときは端の紐を引くだけで一瞬で解除できる合理性が特徴です。