男4人が揃えば、家庭内の主導権争いは避けられない。吉沢家の兄弟関係において、長男の存在感は絶対的だった。幼い頃の吉沢にとって、2歳上の兄は常に背中を追いかける対象であり、時には喧嘩で全く歯が立たない強敵でもあった。兄の鶴の一声で兄弟喧嘩が収まることも多く、家の中の秩序を保つリーダー役を果たしていたという。
現在はそれぞれの道を歩んでいるが、連絡は頻繁に取り合っている。弟たちが進路に迷った際、吉沢や長男に相談を持ちかけることも珍しくない。表舞台で脚光を浴びる吉沢を特別視することなく、一人の兄弟として自然体に接する家族の姿勢が、彼の過密なスケジュールの中で貴重な心の安らぎとなっている。