最初の綻びは、女性誌や写真週刊誌によるベッド写真の流出だった。甘いマスクの裏にある奔放な一面が暴かれるたび、ファンは動揺し、関係者は火消しに奔走した。しかし、決定打となったのは『文藝春秋』をはじめとする大手メディアによる度重なる芸能スキャンダルの追及だった。
2017年3月、当時所属していたエヴァーグリーン・エンタテイメントは「業務委託契約を終了した」と電撃発表する。法的な違反こそなかったものの、度重なる私生活のトラブルや「契約内容に違反する行為」が重なり、マネジメントの限界に達した結果だった。日本の芸能界において、看板俳優が不祥事によって即座に契約解除される事態は異例中の異例。事実上の追放宣告に対し、世間は冷淡な視線を注ぎ、彼のキャリアは完全に断たれたかに見えた。