変わりゆく最期の別れ、遺体保全の現場で起きている静かな革命

変わりゆく最期の別れ、遺体保全の現場で起きている静かな革命

変わりゆく最期の別れ、遺体保全の現場で起きている静かな革命を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

利用者が実感するメリットは、外見の美しさだけにとどまらない。最大の強みは、時間的・精神的なゆとりを生み出す点にある。

都市部を中心に火葬待ちが1週間から10日におよぶケースも珍しくない現在、ドライアイスによる凍結や結露でご遺体が傷むのを防ぎ、常温で最長数十日間の衛生的な安置が可能となる。これにより、海外や遠方に住む親族の帰国を焦らず待つことができる。また、感染症リスクを完全に遮断できるため、免疫力の弱い小さな子どもや高齢者でも、生前のように頬に触れ、抱きしめて別れを告げられる。

気になる費用相場は、基本処置でおよそ15万〜25万円前後。事故等による高度な修復が必要な場合は追加費用が発生することもあるが、長期安置に伴うドライアイス代や保冷室利用料の削減分を考慮すると、費用対効果の面で納得して選択する家族が多い。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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