館内を歩いていると、軽快なテーマソングが耳から離れなくなる。歌っているのは、長年ブランドの顔を務める氷川きよしさんだ。親しみやすい歌声が響く中、頭上に目をやるとマスコットキャラクターのタラピヨが愛らしい姿で来場者を出迎えてくれる。
水産加工の現場といえば無骨なイメージを持たれがちだが、ここではポップカルチャーと絶妙に調和している。フォトスポットでは小さな子供たちがタラピヨのモニュメントに抱きつき、祖父母世代は氷川さんのパネル前で笑顔を見せる。三世代が同じ空間で同時に笑顔になれる仕掛けが、細部にまで散りばめられているのだ。