ネット上のレシピ情報には一部、お弁当作りの観点から見るとリスクを伴う誤解が存在します。代表的な2つの盲点を整理します。
1つ目は、「衛生のためきのこ類も水洗いすべき」という誤解です。市販のしいたけは衛生管理された菌床または原木で栽培されており、基本的に水洗いは不要です。水で洗ってしまうと風味が抜けるだけでなく、水分を含んでお弁当内で雑菌が繁殖しやすい環境を作り出してしまいます。
2つ目は、「生のまま冷凍したしいたけを解凍してから調理する」という失敗です。しいたけは冷凍することで細胞が壊れ、グアニル酸などの旨味成分が出やすくなるメリットがあります。しかし、解凍するとドリップとともに旨味が全て流れ出て食感がフニャフニャになります。冷凍保存したしいたけを調理する際は、「凍ったまま直接フライパンや鍋に投入して加熱する」のが正解です。