大手宿泊予約サイトや宿泊記ブログを精査すると、評価が二極化しやすいポイントがいくつか浮かび上がってきます。現場の設備運用と照らし合わせることで、その実態がはっきりと見えてきます。
まず頻出する「客室のコンパクトさ」に関する指摘です。本館シングルの広さは約13平米となっており、大型のスーツケースを床一面に広げるには手狭さを感じる場面があります。ただし、ベッド下への荷物収納スペースの確保や壁掛けテレビ、機能的に配置された電源・USBポートなど、近年の改装によって限られた空間を効率的に使う工夫が随所に施されています。「寝る・作業する」という目的が明確であれば、ストレスなく過ごせるレイアウトです。
アメニティ類は環境配慮の観点から「アメニティバー」方式が採用されており、歯ブラシやスキンケア用品、ナイトウェアなどはロビーフロアから必要な分を各自でピックアップする運用となっています。無駄を削ぎ落としたスマートな滞在スタイルが定着している証拠といえます。
また、過去に指摘の多かった「フロントの長蛇の列」については、自動チェックイン・チェックアウト機の大量増設と、二次元コードを用いた事前手続きシステムの定着により劇的に改善されました。加えて、宿泊前後にセルフで荷物を預けられるスマートロッカー(バゲッジポート)が整備されたことで、フロントを介さずスムーズに行動開始できる点が、忙しいビジネスパーソンや身軽に動きたい観光客から高評価を得ています。