富山出身の有名人に共通する特徴として、メディア関係者やファンが口を揃えるのが「驚くほど飾らない地元への愛着」です。東京や海外でどれだけ名声を得ても、故郷との結びつきを大切にするエピソードには事欠きません。
柴田理恵は、全国ネットの番組でも「なーん(いえいえ・とんでもない)」「まいどはや(ごめんください・こんにちは)」といった温かみのある富山弁を自然に織り交ぜ、富山の郷土料理(昆布締めやかぶら寿しなど)の魅力を発信し続けています。地元富山のテレビ局で放送されるレギュラー番組や特番では、県民と親戚のように接する姿が長年愛されており、「富山のお茶の間を一番安心させる顔」として定着しています。
また、室井滋も自身の出身地である滑川市への愛着を公言しており、滑川名産のホタルイカや地元での幼少期の思い出をユーモアたっぷりにエッセイに綴っています。地元図書館でのイベントや地域文化の発掘にも積極的で、単なる芸能人にとどまらない文化的な架け橋となっています。
スポーツ界のスターである八村塁も、チームメイトにお菓子「白えびビーバー」を紹介したことがきっかけで日本中で大ブームを巻き起こした逸話が有名です。オフシーズンに富山へ凱旋した際には、恩師やジュニア時代の練習場へ顔を出し、子どもたちに直接ボールを手渡すなど、自身のルーツに対する深い敬意を常に持ち続けています。