閉館発表直後からSNS上では「子どもと一緒にスライダーで遊んだ思い出の場所が消えるのは耐えられない」「冬場に泳げる出雲ゆうプラザプールがなくなると困る」といった悲痛な声が相次ぎました。一時、ネット上では「クラウドファンディングや民間企業の買収による出雲ゆうプラザ営業再開があるのではないか」という噂が飛び交いました。
出雲ゆうプラザネットの反応を検証すると、再開を熱望する声は単なるノスタルジーにとどまらず、子育て世代による切実なインフラ需要であることがわかります。島根の厳しい冬期において、天候に左右されず未就学児や児童が全身運動できる屋内施設は極めて希少だったからです。
しかしながら、取材班が確認した行政・議会筋の客観的データは、再開の噂を完全に否定しています。民間企業が運営を引き継ぐにしても、老朽化した配管と軀体の安全化工事だけで数十億円を要し、投資回収の目処は立ちません。出雲市が下した判断は後戻りのできない最終決定であり、営業再開という選択肢は現実的に完全に消滅しています。