狂気や知性派だけでなく、ひたむきに生きる王道主人公や煌びやかなアイドル役でも数多くの代表作を築いてきました。
『機動戦士ガンダム00』の刹那・F・セイエイは、少年兵としての過去に囚われ、感情を押し殺した無機質な導入からスタートしました。しかし、仲間との出会いや対話を通じて人間性を取り戻していく過程を、宮野真守は過度な感情表現に頼らず、微細な声の温もりとトーンの変化だけで表現。ガンダムシリーズの歴史に新たな主人公像を刻み込みました。
対照的に、『うたの☆プリンスさまっ♪』の一ノ瀬トキヤでは、圧倒的な美声と洗練された歌唱力を披露。プロとしてのプライドと内面に秘めた葛藤を繊細に演じ分けるだけでなく、劇中歌の歌唱においてもキャラクターとしてのニュアンスを一切崩さない表現力を見せつけ、キャラクターソングのクオリティを新たな次元へと引き上げました。