連載終了から長い年月を経た各種ファンアンケートや電子書籍の読者投票においても、支持を集める上位キャラクターの顔ぶれは揺らぎません。圧倒的な筆致で描かれた人間味あふれる名言とともに振り返ります。
【キャラクター人気順まとめ】
- 藤原佐為:中性的な美貌、子供のような愛らしさと対局時の凄まじい神々しさの落差で、全期間を通じて不動の首位を独走。
- 進藤ヒカル:無邪気な少年から、挫折と孤独を抱きしめてプロの勝負師へと脱皮していく見事な主人公像。
- 塔矢アキラ:ストイックすぎる求道精神と、ヒカルの背中を追い続ける熱烈なライバル心で絶大な女性人気を獲得。
- 伊角慎一郎:誰もが共感できる「挫折とコンプレックス」を抱え、泥臭い努力で這い上がった姿が男性読者からも熱烈に支持される。
- 和谷義高:ヒカルの良き兄貴分であり、森下九段一門の気風を受け継ぐ親しみやすい好青年。
- 緒方精次:白いスーツに身を包み、愛車を駆りながらタイトル奪取に執念を燃やす大人の色気を持つ野心家。
また、本作を彩るアニメ版のキャスト陣も伝説的な布陣でした。進藤ヒカル役を演じた故・川上とも子さんの瑞々しく力強い少年ボイス、佐為の気品と茶目っ気を完璧に表現した千葉進歩さん、冷徹な情熱を宿した塔矢アキラ役の小林沙苗さんらの名演は、キャラクターに永遠の生命を吹き込みました。
【胸を打つ名言集】
「遠い過去と遠い未来をつなぐために――そのためにオレはいるんだ」(進藤ヒカル)
北斗杯で敗北し、悔し涙を流しながらも自身の存在意義を掴み取った魂の叫び。佐為から受け取った灯火を次の世代へ繋ぐ覚悟が凝縮されています。
「千年の時を越えて、神の一手を極める」(藤原佐為)
現世に幽霊として留まり続けた佐為の根源的な渇望。囲碁という深遠な宇宙に挑む棋士すべての祈りを象徴する言葉です。
「お前がいつかボクの前に座るなら、ボクはお前を迎え撃つ」(塔矢アキラ)
プロ試験本番、追いついてこようとするヒカルに対してアキラが突きつけた宣戦布告。真のライバル関係を端的に示しています。