生活の拠点が大きく変わる転居時において、引っ越し時の氏神様への挨拶は古くから重んじられてきた風習です。旧居を離れる際には、これまで無事に暮らせた感謝を旧居の氏神神社に伝え(転出の奉告)、新居に荷物を運び入れた後はできるだけ早い段階(目安として1〜2週間以内)で新居の氏神神社へ参拝し、転入の報告と今後の加護を願うのが理想的な流れとされています。
また、家庭内で神様をお祀りする際の氏神様のお札の祀り方にも定まった配置ルールが存在します。神棚の形式によって配置順が異なります。
日本全国の総氏神とされる伊勢神宮の神宮大麻を最上位とし、次いで自分たちの生活基盤を守る氏神様のお札を重視するこの並びは、国家・地域・個人の調和を尊ぶ神道の序列を美しく体現しています。