口を閉じたときや無意識の瞬間に、顎先がデコボコと波打ち「梅干しの種」のようなシワができる現象に悩む人は少なくありません。この梅干しジワの直接的な原因は「オトガイ筋」の過度な緊張と収縮にあります。
オトガイ筋は下顎の骨から皮膚に向かって伸びる一対の小さな筋肉で、下唇を上方に持ち上げる働きを担っています。通常はリラックスしている状態が理想ですが、以下のような要因があるとオトガイ筋に余計な力が入り続けます。
- 出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突):上下の唇が自然に閉じにくいため、顎先の筋肉を無理に引き上げて口を閉じようとする。
- 口呼吸の習慣:日常的に口が開いていると、口元の筋肉バランスが崩れてオトガイ筋が緊張しやすくなる。
- 噛み合わせのズレや歯列不正:咀嚼時の不均等な負荷が顎先への慢性的な力みを生む。
この緊張状態が慢性化すると、皮膚が形状記憶されてしまい、真顔のときでも顎先にシワや凹凸が残り、実年齢よりも老けた印象や不機嫌そうな表情を与えてしまうのです。