敬老の日の定番であり、特にリクエストの多い4大モチーフについて、失敗を防ぐ折り方の要点と詳細な手順を解説します。
1. 縁起を祝う「祝い鶴」と「長寿亀」
通常の折り鶴と異なり、背中部分が羽のように華やかに広がる「祝い鶴」は、お祝いの席に格調高い雰囲気を添えます。15cm四方の金銀振り和紙や赤と金のツートン和紙を使用すると、手軽に見栄えが格段に向上します。
「長寿亀」は、甲羅の六角形模様を折り出す工程が指先の良い刺激になります。四肢と頭をハサミで少し切り込みを入れて表現する簡易タイプを選べば、高齢者施設でも刃物の取り扱いに注意しながら短時間で安全に仕上がります。
2. 敬老の日のシンボルフラワー「立体リンドウ」
リンドウはその紫色の気品と「勝利」「誠実」「正義」という花言葉、そして漢方薬として古くから重宝されてきた歴史から、長寿を願う花として敬老の日に最適です。正方形の折り紙1枚で花びらの膨らみを表現する立体折りが主流となっており、鉛筆の軸などを使って花弁の外側をくるりと外巻きにカールさせるだけで、生花のような自然な柔らかさを生み出せます。
3. 感謝を伝える「首掛けメダル」と「メッセージカード飾り」
保育園や幼稚園の園児が祖父母へ贈るアイテムとして不動の人気を誇るのが、折り紙で作る「表彰メダル」です。蛇腹(じゃばら)折りにしたパーツを複数組み合わせて円形にするロゼット風メダルの中央に、「いつもありがとう」「いつまでもげんきでいてね」といった直筆メッセージや似顔絵を貼り込みます。リボンを通せば、敬老会のイベントで直接首にかけてプレゼントする感動的な演出が可能です。