2020年1月に下された懲役3年・執行猶予4年の有罪判決から時が経過し、執行猶予期間が明けた2026年現在、國母和宏は北海道の雪山を主戦場として活動を継続しています。かつてのような派手なテレビ出演や芸能的な露出は極力控え、自らの原点である「スノーボーダーとしての表現」に専念する日々を送っています。
特に注力しているのが、手つかずの大自然を滑走するバックカントリーライディングのムービー制作です。アラスカや北海道の大斜面を命懸けで切り裂くそのライディングスキルは衰えるどころか、長年の経験に裏打ちされた風格を帯びています。長年パートナーシップを結ぶトップブランド「CAPiTA(キャピタ)」からは、彼のシグネチャーモデルである『KAZU KOKUBO PRO』シリーズの展開が継続されており、世界のコアなスノーボードファンから絶大な支持を集めています。
また、近年は自身が培った世界標準の滑りと精神性を次の世代へと伝える活動にも携わっています。平野歩夢をはじめとする後輩ライダーたちからも「世界への扉を開いてくれた偉大な先駆者」として深い敬意を払われており、表舞台の喧騒から離れた場所で、日本のスノーボードシーンの屋台骨を静かに支えています。