自分に合うブラに出会うための絶対条件が、現状の正確なプロポーション把握です。多くの女性が直立した状態でメジャーを水平に当てて測っていますが、小胸の場合は脂肪が背中や脇に逃げやすく、直立姿勢だけではバストの真の体積を正確に拾いきれません。
下着のフィッティング技術者が提唱する測定基準では、「90度前屈測定」が極めて有効とされています。具体的な手順は以下の通りです。
まず、鏡の前に立ち、アンダーバスト(乳房のふくらみのすぐ下)を床と平行にメジャーを這わせて測ります。この際、息を軽く吐き出した状態で、メジャーが肌にぴったり吸い付く程度にわずかに引き締めて数値を読み取ります。次にトップバストですが、直立姿勢だけでなく、上半身を直角(90度)に深く前かがみ倒した姿勢で、乳首の最も突出した地点を通るようにふんわりと計測します。前かがみになることで、重力によって背中や脇に流れていたお肉が集まり、カップに収まるべき「本来のバストの厚み」が数値として現れます。
直立時と前屈時の差が大きい人は、バージスラインが広く肉質が柔らかいサインです。この数値を基準にサイズ表を照合することで、「数字上はAAカップなのにAカップの方がフィットする」「実はアンダー65を選ぶべきだった」といった長年のサイズ選びの狂いを解消できます。