突然の動悸や息苦しさはなぜ?パニック障害症状チェックと最新対処法

突然の動悸や息苦しさはなぜ?パニック障害症状チェックと最新対処法

突然の動悸や息苦しさはなぜ?パニック障害症状チェックと最新対処法について詳しく解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

自身の心身に起きている不調が受診を要するレベルなのかどうか、客観的な指標で把握することが早期回復の鍵となります。米国精神医学会の診断基準(DSM-5)および各クリニックの問診項目を統合した、パニック障害初期症状セルフチェックを活用して状態を整理してみましょう。

以下の症状のうち、「急激に始まり、およそ10分以内にピークに達する激しい発作」において、同時に4項目以上が当てはまるかを確認してください。

身体的サイン(フィジカル)精神的サイン(メンタル)発症時の状況・経過受診検討の目安 ・激しい動悸、心拍数の急上昇
・息切れ、息苦しさ、窒息感
・胸部の痛みや不快感
・発汗、激しい震え
・めまい、ふらつき、気が遠くなる感覚
・吐き気、腹部の不快感
・手足のしびれや冷感 ・自分が自分でなくなる感覚(離人感)
・周囲が非現実的に感じる感覚(現実感消失)
・自制心を失う、狂ってしまうのではないかという恐怖
・このまま死んでしまうのではないかという切迫した恐怖 ・前触れなく突然出現する
・発作は10分前後で頂点に達する
・30分〜1時間程度で自然と落ち着く
・内科的検査(心電図・血液・呼吸器等)で器質的異常が見当たらない 4項目以上が該当し、かつ「また起きるのではないか」という不安が1か月以上続いている場合は、専門医療機関への早期相談が推奨されます。

パニック障害と正式に診断されるには、身体疾患(甲状腺機能亢進症、不整脈、褐色細胞腫など)や薬物による直接的影響が除外されていることが大前提となります。「一度発作が起きただけ」では直ちにパニック障害とは断定されませんが、後述する予期不安が生活を制限し始めている場合は警戒が必要です。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。