ユネスコ無形文化遺産への登録は、和食という文化が終着点に達した証ではない。むしろ、日本人が自ら手放しかけていた生活美学に対し、国際社会から「これほど価値ある智慧をなぜ粗末にするのか」と鏡を突きつけられた警鐘であった。
世界中で愛される誇らしさを享受する一方で、私たちが日々の食卓で何を口にし、何を次の世代へ受け渡すのかが問われている。完璧な一汁三菜を毎日並べる必要はない。週末に旬の野菜を手に取り、香り高い出汁の味噌汁をすする。そんな小さな原体験の積み重ねこそが、ユネスコが認めた「自然の尊重」を未来へつなぐ最も確実な道筋となるはずだ。 (出典: 和食 ユネスコ 無形 文化 遺産(Yahoo!ニュース))
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