地上波やBS、ネット配信を通じてファンを拡大してきた『P★LEAGUE』ですが、出演選手に対するネット上の反応と、実際のトーナメント会場で目撃されるファンの熱量にはどのような特徴があるのでしょうか。匿名掲示板やSNSの声、そしてトーナメント現場のリアルな空気を分析します。
ネット上の反応を検証すると、Pリーグ出演選手に対しては「アイドルのような華やかさがあって見応えがある」「ボウリングのイメージがガラリと変わった」という好意的な評価が圧倒的多数を占めます。一方で、演出面におけるコスチュームやニックネームに対して「もっと純粋な競技として放送してほしい」「実力ランキングとPリーグ人気順が乖離しているのではないか」といった、オールドファンからのシビアな意見がぶつかり合う場面も見受けられます。
しかし、実際のトーナメント現場に足を運ぶと、そうしたネット上の二項対立がいかに表面的なものであるかが分かります。会場には選手の名前入りオリジナルユニフォームを着用した熱心なサポーターが駆けつけ、1フレームごとに祈るような表情でピンの行方を見守っています。試合終了後のサイン会やチャリティオークションでは、選手一人ひとりが汗を拭いながらファン一人ひとりと真摯に言葉を交わす姿がありました。画面越しの華やかさの裏には、重いボールを1日何十ゲームも投げ込む過酷な肉体労働があり、ファンはその「泥臭い本気度」を間近で体感しているからこそ、強烈な忠誠心を抱くようになるのです。